新楽器
こんにちは!
チェロの谷屋です(^_^)
今年は梅雨が続きますね、
私も出張する度に折り畳み傘が
手放せません(^^;)
前回、私の使っていた楽器とお別れを
した話を投稿致しましたが、
今回は新しいチェロについて!
ご存知かと思いますが、
弦楽器の値段はとても高いので、
今回購入するにあたり、これを買って良いのか、
そもそも買うか買わないか、、など、とても悩みまして(笑)
というのは少し高価な弦楽器は同じ物が
沢山出回ってなく、ほぼ一点ものなので、予算はあっても
良いものが日本に無い場合も数ありますし、
運命の出会いみたいなところはある気がしました(゜゜)
そして怪しい楽器も沢山あったりもします(笑)
怪しいというのは、楽器には製作者の名前が付けられてる
場合が多いのですが、その楽器の中に貼ってある製作者のラベルを
高価な楽器の名前のラベルにすり替えて売っているようなのも沢山見ました。
以前、試しに楽器屋さんを覗いたところ、
偽物と正直に伝えて売っている楽器屋や、
何の根拠もなく本物と売りつけてくる楽器屋、
本物と偽物のパーツを組み合わせて作っているお店も
あったのを覚えています(笑)
僕の選ぶ今回のポイントとしては、
パワーがあって、少ない予算に見合って、
本物であるということ(鑑定書付き)という楽器を
探していました!
強いていうと少し古い楽器も希望でした。
「その条件でその予算では難しい」という
声もちらほらありましたが、
1976年製のアントニオ・カペラという楽器を
購入することになりました!
正直、大変失礼なことですが、
「この店では絶対買わないだろうな」と真っ先に
思ってしまったお店でしたが、とても値段も勉強してくれて、
何より楽器のポテンシャルの高さ、音の太さ、響き、
全てにおいて気に入りました!
そして気になる鑑定書ですが、
エリック・ブロット氏という有名な方の物と
製作者本人がご高齢の為に本人に代わって
Cremona violin store & Workshopの
エットレ・ノルディオ氏に製作証明証を発行して
もらえました!
店長さん、誠実で親切極まりない対応で、
このお店で購入出来てよかったです(^_^)
その楽器を持って今日は雨の中、
葛飾シンフォニーヒルズという場所に
行ってきました!
最寄りの青砥駅には、ウィーンの様な銅像が!
音楽の街だったんですね(゜゜)
こんな町素敵です!
新しい楽器は広い場所で演奏すると、チェロの音が
遠くまで響いている感じがしました!
素晴らしい楽器に出会えて本当に良かったです(^_^)
これからがんばります('◇')ゞ