弓の毛替え
こんにちは!
チェロの谷屋です😄
今日は、弓の毛替えをお願いしに、
代々木に訪れております。
弦楽器奏者にとって、
定期的に楽器のメンテナンスを
しなければならないのが、
楽器に張ってある弦の貼り替えと、
弓の毛の交換です(^_^)
弦は市販の物を買って自分で替えられるのですが、
弓の毛は、ほとんどの奏者がお店に任せています!
プレーヤーはどういうお店で替えるのかというと、
デパートとかに入っている大きなお店では無く、
マンションの一室でひっそり営業している様な、
弦楽器の専門店に、事前に予約をして
弓の毛を貼り替えています(^_^)
ただ、職人さんの腕によっても随分毛替えの差があります。
僕は以前、毛替えはどのお店でも差はあっても大差は、
ないと思い込んでいた謎の時期がありました😨
妙に弓の毛が、痛んだ歯ブラシの様に、
横に出て切れる状態でも、気にせず弾き続けていました!
しかし一時期、毛を替えたばかりなのに、
重音やフォルテを出すたびに弓の毛が切れてしまう事が
あって困っていたところ、
こちら代々木にある、
「日本ヴァイオリン」さんでイタリア産の毛で
毛替えをしてもらいました!
すると、弦に吸い付く様に
なった上に、重音や強い音を弾いても横に飛び出す様な
毛も切れることが全くなくなりました😄
他の楽器屋さんにもよく行きますが、
それ以降、毛替えは日本ヴァイオリンさんと
決めております!
今回は、冬場というのもあって
楽器の板の剥がれやヒビ割れが
ないかという事も点検してもらうために
チェロ本体も持って行ったのですが、
異常は無かったけど、本体のサイドの
エッジと言う部分が消耗して削れて
いるので、直した方が良いという
ご指摘でした😱
100年以上も前から使われている楽器なので、
チェロを置く度に木の横板がすり減ってしまっているのです。
自分の楽器は周りのプレーヤーに比べると、
かなり安い楽器なのですが、
そんなこと関わらず
凄く親切丁寧に、この先の事も考えてくれる
素晴らしい一流のお店です🌝